Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Trend Micro Apex One」に脆弱性 - 前月に公開したパッチで修正

トレンドマイクロは、1月12日にセキュリティアドバイザリを公開し、エンドポイント向けセキュリティ対策製品「Trend Micro Apex One」における複数の脆弱性に対処したことを明らかにした。

同製品のエージェントにおいて、権限昇格が可能となる脆弱性「CVE-2023-52090」「CVE-2023-52091」「CVE-2023-52092」「CVE-2023-52093」「CVE-2023-52094」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」におけるベーススコアは、「CVE-2023-52094」以外の4件を「7.8」、「CVE-2023-52094」を「7.0」と評価している。

同社は、2023年12月12日にリリースした「同Service Pack 1 Critical Patchビルド12534」で脆弱性を修正。SaaS版についても脆弱性の影響を受けるが、11月のメンテナンスで修正済みとしている。

(Security NEXT - 2024/01/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨
オンラインショップ侵害され、詳細を調査 - 京都の料亭
顧客向けDMを一部紛失 - 京葉ガスサービスショップ運営会社
複数公民館でメール誤送信、宛先とBCCにメアド入力 - 神戸市