Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

行政オンラインシステムで個人情報含む書類を誤交付 - 大阪市消防局

大阪市は、消防局において、個人情報含む書類の誤交付が発生したことを明らかにした。

同市によれば、普通救命講習受講を申請した事業所に対し、消防局が行政オンラインシステムにより普通救命講習受講通知書を交付する際、誤って別の事業所の個人情報を含む書類を交付するミスがあったという。

誤って交付したのは、救命講習等受講申込書と救命講習等受講者名簿。申込書には申請者1人の氏名、名簿には受講予定者12人の氏名が記載されていた。

2月9日9時半ごろ、交付を受けた事業所から連絡があり誤交付が判明。誤って交付された書類は閲覧のみで、ダウンロードしていなかった。

同市では、両事業所に経緯を説明するとともに謝罪。本来の対象事務所に「普通救命講習受講通知書」を交付している。

(Security NEXT - 2024/02/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起