ランサム被害で個人情報流出の可能性 - ダイヤモンド社
出版事業を手がけるダイヤモンド社は、ランサムウェアによるサイバー攻撃を受けた問題で、個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。
同社では、ランサムウェアにより、サーバやパソコンに保存されていた一部ファイルを暗号化され、開けなくなる被害を2023年12月7日に確認。事態を公表するとともに、外部協力のもと、情報の流出の有無や影響を受けた機器などについて調査を進めていた。
調査において個人情報の外部流出は確認されていないが、ランサムウェアによりファイルが暗号化された状況を踏まえ、保有する約7万件の個人情報が外部に流出した可能性があると結論付けた。
顧客の氏名、住所、メールアドレスのほか、取引先の会社名、代表者名、担当者名、住所、メールアドレスなどが対象だという。ただし、定期購読者情報、各種オンラインサービスの会員情報などは含まれていない。
同社は、連絡が取れる関係者に対してメールや書面を通じて個別に通知するとともに、心当たりのないメールに注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/02/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
健康靴の通販サイト、個人情報流出の可能性
個人情報含む国勢調査世帯一覧を紛失 - 荒尾市
闇サイトでの個人情報流通を契機に不正アクセス判明 - 不動産管理会社
委託業者の別自治体向け納品ファイルに個人情報 - あま市
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供