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個人情報含む診療報酬の返還に関わる書類を紛失 - 新潟県

新潟県は、保険医療機関における診療報酬の返還に関わる書類を紛失したことを明らかにした。

同県によれば、2月9日に担当職員が保険医療機関の診療報酬返還処理の事務を行おうとしたところ、一部書類がないことに気づいた。1月31日に職員が確認したのを最後に以降の所在がわからないという。

具体的には、東京都を通じて保険医療機関から提出された診療報酬の返還に関わる返還同意書と返還内訳書2人分。保険医療機関の連絡先担当者名、返還の対象となった受診者の氏名、受給者番号、診療年月、療養の給付の点数と金額などが含まれる。

執務室を探索したが発見できなかった。外部へ持ち出しなどは行っておらず、誤って廃棄した可能性が高いと説明している。

同県では、引き続き書類を探索するとともに対象となる保険医療機関と保険者、被保険者に電話で謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2024/02/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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