小学校サイト掲載の学級通信に要配慮個人情報 - 豊田市
愛知県豊田市は、小学校のウェブサイトで掲載した学級通信で同校の特別支援学級に在籍する児童の個人情報における取り扱いの不備があったことを明らかにした。
同市によれば、同教諭は新年度における特別支援学級の編制や担任教諭の紹介を保護者に共有するため、2023年4月25日に特別支援学級に在籍する児童の氏名など含む学級通信を、小学校のウェブサイトに掲載したが不備が判明したもの。
保護者同意のもと、児童22人の氏名などを掲載していたが、学級の編成や担任が担当する障害種別などを併記していたことから、児童の障害種別についても類推できる状態だった。
2024年2月4日に同サイトを閲覧した住民から同市に対し、学級通信を誰でも閲覧できる状態になっているとの指摘があり問題が判明。
掲載にあたって配慮が足りず、管理職による確認も行っていないなど不備があったとし、同校では対象となる児童の保護者に対し、経緯を説明するとともに謝罪している。
(Security NEXT - 2024/03/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
職員が携帯電話を一時紛失、保護ケースにロック解除メモ - 新潟県
複数の決裁文書が所在不明に、盗難の可能性も - 四條畷市
会員顧客向けメールで誤送信 - PC周辺機器メーカー
伝票を保管していた段ボール3箱を誤廃棄 - 佐賀銀
職員のアカウント2件がスパム送信の踏み台に - 東京経済大
「Django」にセキュリティアップデート - 複数の脆弱性を修正
ライクキッズへのランサム攻撃 - 脆弱性を突いて侵入
井関農機のグループ会社でランサム被害 - 影響など調査
「Apex One」「Apex Central」に脆弱性 - ホットフィクスやOS設定で対応を
SonicWall製VPN製品「SMA 100シリーズ」に複数の脆弱性