Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

LINEヤフーが開発する「Central Dogma」に脆弱性 - 認証バイパスのおそれ

LINEヤフーが開発するサービス構成リポジトリ「Central Dogma」に深刻な脆弱性が判明した。アップデートが呼びかけられている。

「SAML」に対するクロスサイトスクリプティング(XSS)により、ユーザーのセッション情報が漏洩し、認証をバイパスされるおそれがある脆弱性「CVE-2024-1143」が明らかとなったもの。脆弱性を悪用されると重要なリソースへアクセスされるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、最高値である「10.0」と評価されており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同脆弱性は「0.64.0」にて修正された。同バージョン以降へアップデートするよう強く推奨されている。

(Security NEXT - 2024/02/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
マルウェアがSlack認証情報を窃取、個人情報や履歴が流出か - 日経
クレカ会員向け福利厚生サービスで別人情報を表示 - システム不具合で
物流関連サービスへ不正アクセス、個人情報流出のおそれ - 西濃運輸
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性
「Chrome」のアップデートが公開 - 脆弱性5件に対応
サイクリングイベント参加者へのお礼メールで誤送信 - 栄村
サイトPWなど含む子育て家庭訪問事業の案内を誤送付 - 足立区