Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイトが改ざん被害、アラビア語の通販サイトに誘導 - 三浦工業

ボイラー製造などを手がける三浦工業は、サーバがサイバー攻撃を受け、ウェブサイトが改ざん被害に遭ったことを明らかにした。

同社によれば、1月26日17時ごろから同月28日11時過ぎにかけて、同社のコーポレートサイトと「カタログ会員サイトMyMIURA」が改ざんされた。アクセスするとアラビア語の通販サイトへ誘導される状態だったという。

同社はウェブサイトを停止し、原因や影響について調査を進めている。これらサーバについて個人情報を保存していないとし、個人情報の流出については否定。会員制サイトでは顧客が設定したIDと暗号化されたパスワードのみ保存されているとしている。

改ざん期間中に対象のサイトにアクセスした場合、セキュリティ対策ソフトで不正プログラムの感染確認と駆除を行うよう呼びかけた。会員制サイトのIDにメールアドレスを登録している顧客には、個別に連絡を取るとしている。

(Security NEXT - 2024/02/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加