Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

新生児訪問事業の記録票、ポスト投函後の所在わからず - 杉並区

東京都杉並区は、新生児がいる家庭へ訪問した際の記録票が、所在不明となっていることを明らかにした。

同区によれば、「すこやか赤ちゃん訪問事業」を委託契約している訪問指導員が作成した訪問記録票の所在がわからなくなっているもの。

訪問記録票、質問票、確認票、すこやか赤ちゃん訪問報告など10人分の書類で、新生児および保護者の氏名、住所、生年月日、子育てに関する保護者への質問とその回答などが含まれる。

2023年12月29日に高井戸保健センター宛てにレターパックでポストへ投函したが、その後所在がわからなくなった。郵便局に調査を依頼したが発見できず、高井戸保健センターを含む5カ所の保健センターで探索したが見つかっていない。

同区では、対象となる新生児宅を訪問して経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2024/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト