Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「環境変数ファイル」など狙うマルウェア「Androxgh0st」

ウェブサーバ「Apache HTTP Server」の脆弱性「CVE-2021-41773」や「PHP」においてテストを行うためのフレームワーク「PHPUnit」の脆弱性「CVE-2017-9841」などを標的としていた。

さらにウェブアプリケーションフレームワーク「Laravel」の脆弱性「CVE-2018-15133」なども悪用する。

CISAとFBIでは、同マルウェアによる被害を防止するため、既存システムにおける脆弱性を解消し、不必要にサーバやサービスが公開されていないかの確認するよう呼びかけた。

「.env」ファイルに認証情報が記載されているサービスなどを調査し、不正なアクセスが行われていないか確認するよう求めている。

(Security NEXT - 2024/01/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開