ファイル転送製品「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
Fortra(旧HelpSystems)が提供するファイル転送の管理ソフトウェア「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
同製品において、認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2024-0204」が明らかとなったもの。悪用すると管理ポータルにおいて、認証なしに管理者ユーザーを作成することが可能となる。2023年12月に判明した。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
同社は、脆弱性を修正した「同7.4.1」をリリースした。あわせて脆弱性の回避策についてアナウンスしている。
(Security NEXT - 2024/01/24 )
ツイート
PR
関連記事
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因