Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ファイル転送製品「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性

Fortra(旧HelpSystems)が提供するファイル転送の管理ソフトウェア「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

同製品において、認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2024-0204」が明らかとなったもの。悪用すると管理ポータルにおいて、認証なしに管理者ユーザーを作成することが可能となる。2023年12月に判明した。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同社は、脆弱性を修正した「同7.4.1」をリリースした。あわせて脆弱性の回避策についてアナウンスしている。

(Security NEXT - 2024/01/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国内で「Mirai」とは異なるボットネットの動きが加速
顧客情報含む業務用PCを帰宅時に紛失 - サンケイビル
「ウイルスバスター」に権限昇格の脆弱性 - 最新版に更新を
サーバがランサム被害、請求書発行などが停止 - 宮崎電子機器
VoIP電話「Cisco IP Phone」に複数の脆弱性 - アップデートが公開
先週注目された記事(2024年4月28日〜2024年5月4日)
軽量プロクシ「Tinyproxy」に脆弱性 - 報告者と開発者に溝
「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
小学校で個別書類あると気づかず身体測定結果を誤配布 - 名古屋市
個人情報含むファイルを県内自治体に誤送信 - 静岡県