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「Apple」かたるフィッシング攻撃の報告が増加

「Apple」を装ったフィッシング攻撃の報告が増えているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

フィッシングメールの本文では、「システムによる定期的なチェックの結果、アカウントの再認証が必要になった」などと説明。

48時間以内に認証を完了する必要があり、対応しない場合は一時的にアカウントが凍結される可能性があるなどと不安を煽って、リンクより偽サイトへ誘導していた。

フィッシングサイトでは、「ID」や「パスワード」はもちろん、本人確認などとしてクレジットカード情報を入力させ、だまし取ろうとしていた。

1月22日の段階でフィッシングサイトの稼働が確認されており、閉鎖に向けて同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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