Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

旧予約システムからメアド流出の可能性 - 栃木県の観光農園

栃木県で観光農園を展開するいちごの里ファームは、過去に使用していた予約システムより顧客のメールアドレスが流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、警告をセキュリティ対策ソフトより受けたとして12月13日に顧客から連絡を受けたという。翌14日にウェブサイト運営会社に確認したところ、メールアドレスが流出した可能性があることが判明した。

流出元となったのは、2014年から2019年に使用していた予約システム。複数の顧客より流出の指摘を受けており、原因について調査を進めている。

同社では、流出した可能性があるデータはすでに削除しており、現在顧客管理に利用している「Table Check」への引き継ぎなどは行っていないと説明。

今後、警察や個人情報保護委員会などに相談し、被害届の提出も含めて検討するとしている。

(Security NEXT - 2023/12/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局