「楽々Document Plus」に脆弱性 - 修正パッチをリリース
住友電工情報システムが提供する文書管理ソフトウェア「楽々Document Plus」に脆弱性が明らかとなった。1月にアップデートの提供が予定されている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品にディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2023-49108」が明らかとなったもの。特定の権限を持つユーザーにより、任意のファイルを取得されたり削除されるおそれがある。
同脆弱性は、GMOサイバーセキュリティbyイエラエの安里眞夢氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。同センターでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアを「6.8」と評価している。
住友電工情報システムでは対象バージョンに対して修正パッチを提供。同脆弱性を解消した「同6.5.0.0」を2024年1月にリリースする予定だという。
(Security NEXT - 2023/12/05 )
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