Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サポート詐欺でPC遠隔操作、情報流出は否定 - 京都教育大付属中

京都教育大学付属桃山中学校は、教諭がいわゆる「サポート詐欺」の被害に遭ったことを明らかにした。パソコンを遠隔操作されたが、情報流出は否定している。

同校によれば、10月29日に教諭が業務用端末で検索していたところ、マルウェア感染を示す警告画面が表示され、サポートセンターを名乗る電話番号へ連絡を取ってしまったという。

偽警告を用いたいわゆる「サポート詐欺」で、電話による指示に従い、パソコンを遠隔操作された。同日、同パソコンのネットワーク接続を遮断している。

翌30日より京都教育大学CSIRTが調査を実施。通信ログについて解析を行ったところ、同パソコンからファイルなどが流出した痕跡は見つからず、情報流出はなかったと結論付けた。

またほかのパソコンやサーバに対するもアクセスなどもなかったことを確認したとしている。

(Security NEXT - 2023/12/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
ブラウザ「Chrome」にアップデート - セキュ関連で10件の修正
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
JupyterLabの機能拡張作成用テンプレートに脆弱性 - リポジトリに影響
イベント申込フォームで設定不備、個人情報が閲覧可能に - 多摩SDC
写真教室参加希望者宛のメールで誤送信 - 宮城県東北歴史博物館
2024年2Qの「JVN iPedia」登録は1463件 - NVDの公開遅延が影響
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」
WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ