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「WebLogic Server」の既知脆弱性について注意喚起 - 米当局

また「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性「CVE-2020-2551」が悪用されていることがわかった。Oracleでは、2020年1月に公開した定例パッチにて同脆弱性を修正している。

「IIOP(Internet Inter-ORB Protocol)」通信で認証なしにネットワーク経由で「WebLogic Server」を侵害されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

さらに「Windows」においてインターネットよりダウンロードされたファイルを警告するセキュリティ機能「Windows Mark of the Web(MotW)」をバイパスできる脆弱性「CVE-2023-36584」についても悪用が確認されており、同カタログへ追加。注意が呼びかけられている。

(Security NEXT - 2023/11/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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