Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Ibexa DXP」に認証情報漏洩のおそれ - 早急に修正を

Ibexaが提供するコンテンツマネジメントシステム(CMS)の「Ibexa DXP」や「eZ Platform」に認証情報が漏洩するおそれがある脆弱性が明らかとなった。

「Solrサーチエンジン」を使用している場合に影響があり、応答内容から「Solr」の認証情報が漏洩するおそれがある。11月13日の時点でCVE番号は不明。

「Ibexa DXP」に関してはGitHubにて識別子「GHSA-v6xp-ccvx-w52m」が割り振られた。また同問題は「eZ Platform」が実装する「ezplatform-solr-search-engine」にも影響があり、識別子「GHSA-7crc-r3wg-cfgf」が割り振られている。

開発チームでは、現地時間11日3日にアドバイザリをリリースし、重要度「クリティカル(Critical)」と評価。「Ibexa DXP 4.5.4」「Ibexa DXP 3.3.36」「eZ Platform 2.5.32」をリリースし、重要度が「低(Low)」とされる脆弱性とあわせて修正を行った。できるだけ早急に脆弱性を修正するよう利用者に強く求めている。

(Security NEXT - 2023/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開