Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

地域共生事業の参加申込フォームに不備、個人情報が流出 - 鎌倉市

神奈川県鎌倉市は、地域共生に向けて同市で実施している「鎌倉版フォルケホイスコーレ事業」の参加申し込みフォームに不備があり、個人情報が流出したことを明らかにした。

同事業の運営業務を委託しているアカデミック・リソース・ガイドが、Googleフォームで作成した参加申し込みページの設定に不備があり、個人情報が閲覧できる状態となっていたもの。10月20日13時半ごろ、ページの閲覧者より同市に連絡があり問題が判明した。

閲覧可能となっていた個人情報には、申込者19人の氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレス、健康上の留意点が含まれる。さらに緊急連絡先19人の氏名、電話番号、申込者との続柄などが記載されていた。

問題の発覚を受け、委託先では参加申し込みページにおいて、個人情報を閲覧できないよう設定を変更。対象となる申込者と緊急連絡先に対して謝罪した。

(Security NEXT - 2023/10/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

注文情報などを異なる顧客へ誤送信 - Yahoo!ショッピング
JPAAWG、GoogleやYahooの「大量メール送信規制」で緊急イベント
米当局、悪用リストから脆弱性1件を除外 - PoC機能せず、CVEは廃番
サイバー攻撃の情報共有で報告書 - 関連文書のパブコメも
WordPress用フォーム作成プラグインに脆弱性 - 早急に更新を
「Adobe ColdFusion」の脆弱性、米行政機関で2件の侵害被害
Unitronics製の産業制御機器、予測容易な初期パスワードに注意
Atlassianの複数製品に脆弱性 - 重要度は「クリティカル」
データ削除漏れ、健診結果を誤送信 - 鹿児島県国保連合会
アクセス制御機能の研究開発情報を募集開始 - 政府