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フォーム設定ミス、キャンペーン当選者情報が流出 - 愛知県

愛知・名古屋大河ドラマ展実行委員会が実施した「X(旧Twitter)投稿プレゼントキャンペーン」において、フォームの設定ミスにより当選者の個人情報が流出した。

愛知県によれば、業務委託先のジェイアール東日本企画中部支社が、当選者に送信した景品の送信先の入力フォームにおいて設定ミスがあったもので、当選者より3件の指摘があり判明した。

同キャンペーン当選者100人のうち最初の13人に対し、10月11日に「X」のダイレクトメッセージを通じて景品の送付先をフォームより入力するよう依頼したところ、12日9時49分までに入力を行った9人の氏名、Xのアカウント名、メールアドレスが互いに閲覧できる状態となった。

問題の判明を受けて、管理者のみが閲覧できるように設定を変更。同県では、対象となる当選者に謝罪している。

(Security NEXT - 2023/10/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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