住民の口座情報含むUSBメモリが所在不明 - 佐久穂町
長野県佐久穂町は、住民の金融機関口座に関する情報が保存された記録メディアを紛失したことを明らかにした。
同町によれば、町税の口座振替業務を行うために使用しているUSBメモリが所在不明となっているもの。
同USBメモリには、4138人分の口座情報4740件が保存されていた。金融機関や支店、口座番号、口座名義などの情報が含まれる。USBメモリにパスワードは設定されていなかった。
住民税務課の職員が10月3日に所定のキャビネット内にないことに気が付き、翌4日に報告。9月27日にUSBメモリを使用したが、以降の所在がわからない状態だという。
同町では、対象となる住民に対して書面を通じて経緯を説明し、謝罪を行っている。今後USBメモリに関してはパスワードを設定できるものを使用。使用後には内部のデータを削除し、引き出しなどで施錠管理を行うほか、使用管理簿を記録するなど管理体制を見直し、再発防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2023/10/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社
子育て支援アプリを停止、「セキュリティ上の問題」 - 江崎グリコ
「セキュリティ・キャンプ2025ミニ」、10月にオンライン開催
CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
先週注目された記事(2025年8月10日〜2025年8月16日)
イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
