Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

FAQサイト構築できる「phpMyFAQ」に複数の脆弱性

FAQサイトを構築できるPHPベースのオープンソースソフトウェア「phpMyFAQ」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

「同3.1.17」および以前のバージョンにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2023-5316」「CVE-2023-5320」をはじめ、5件の脆弱性が明らかとなったもの。

「CVE-2023-5316」「CVE-2023-5320」については、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアがそれぞれ「9.1」「9.0」となっており、ともに重要度が「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

さらに重要度が「高(High)」とされるXSSの脆弱性「CVE-2023-5319」のほか、重要度が「中(Moderate)」とされる「CVE-2023-5317」「CVE-2023-5227」が判明した。

開発グループでは、9月21日にリリースした「同3.1.18」にてこれら脆弱性を修正した。また同日に「同3.2.1」を公開しており、具体的なCVE番号などは示していないものの、複数の脆弱性について修正を行ったことを明らかにしている。

(Security NEXT - 2023/10/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開