Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PDFを処理する「Ghostscript」にRCE脆弱性 - アップデートで修正

「PDF」を処理するため広く利用されているインタプリタ「Ghostscript」「GhostPDL」に脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

細工されたドキュメントを処理すると、IJSデバイスによってリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2023-43115」が明らかとなったもの。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

CVE番号の割り当ては9月18日に行われたが、同脆弱性については9月13日に公開された「同10.02.0」にて修正済みだという。

(Security NEXT - 2023/10/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム被害を公表、手作業で受注対応 - アサヒグループHD
監査関連資料を誤送信、メアド入力ミスで - 三重県
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
国勢調査でメモに使った付箋を紛失 - むつ市
白衣ポケットから盗難、被害メモに患者情報含む可能性 - 東海大病院
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
SBI Cryptoで自己保有の暗号資産が流出 - 原因や被害など調査
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も