「iOS 15」や旧世代macOSにアップデート - ゼロデイ脆弱性対応で
Apple製品に脆弱性が存在し、すでに攻撃が発生していることを受け、同社は現地時間9月11日に、最新OSへ対応していない旧端末に対してもアップデートをリリースした。
同社は現地時間9月7日に「iOS 16.6.1」「iPadOS 16.6.1」「macOS Ventura 13.5.2」などを公開し、ゼロデイ脆弱性を解消していたが、サポート中の旧世代OSにもアップデートをリリースしたもの。
具体的には、「iPhone 6s」以降に「iOS 15.7.9」、「iPad Air 2」「iPad mini第4世代」向けに「iPadOS 15.7.9」を提供。Macに関しても「macOS Monterey 12.6.9」「macOS Big Sur 11.7.10」を用意した。
いずれも画像を処理する「ImageIO」に明らかとなったバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2023-41064」を解消するもので、悪用の報告があるとして利用者に注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/09/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
