「Junos OS」にBGPセッション切断の脆弱性 - アップデートを順次提供
Juniper Networksは、「Junos OS」「Junos OS Evolved」においてあらたな脆弱性が判明したとして、現地時間8月29日に定例外のセキュリティアドバイザリをリリースした。
ルーティングプロトコルデーモンにおいて入力検証不備の脆弱性「CVE-2023-4481」が明らかとなったもの。リモートより細工した「BGPアップデートメッセージ」を送信することにより、BGPセッションがデピアされるおそれがある。
「IPv4」「IPv6」の実装において「eBGP」「iBGP」のいずれも影響を受ける。悪用には攻撃者が少なくとも1件以上のBGPセッションを確立している必要があるとしている。
連続的に細工したメッセージを送信することで持続的なサービス拒否を引き起こすことも可能。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」で、重要度は「高(High)」とした。
同社では、脆弱性を修正した「Junos OS 23.4R1」「Junos OS Evolved 23.4R1-EVO」を提供。以前の系統に対してもアップデートの準備を進めているという。
また脆弱性の影響を受けない機器であっても、細工した「BGPアップデートメッセージ」が他デバイスに伝播する可能性があるため、アップデートにくわえてBGPエラートレランスを設定し、伝播を停止する回避策の実施を呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/08/31 )
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