アカウント管理システムに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - 日本ゼオン
化学メーカーの日本ゼオンは、サイバー攻撃を受け、顧客や取引先に関する情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、8月16日に同社やグループ会社が利用するサーバにおいて攻撃を検知したもの。外部協力のもと調査したところ、アカウントを管理するディレクトリサーバが不正アクセスを受けた形跡を確認した。
ディレクトリサーバで管理していた顧客や取引先に関する氏名やメールアドレス8236件のほか、同社およびグループ会社、協力会社の従業員の氏名、会社名、部署名、電話番号、ユーザーID、メールアドレスなど5198件が流出した可能性がある。
同社では対象となる外部関係者に対してメールで通知し、フィッシングメールなどに注意するよう呼びかけた。また8月22日に個人情報保護委員会へ報告。引き続き原因究明を進め、再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2023/08/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性