児童の個人情報が閲覧可能に、「Teams」設定ミスで - 宇部市
山口県宇部市は、宇部市教育ネットワークで利用しているコミュニケーションツールにおいて設定ミスがあり、小学校児童の個人情報が閲覧可能になっていたことを明らかにした。
同市によれば、宇部市教育ネットワークで利用している「Microsoft Teams」において、363グループのうち5グループにおいてグループ外のネットワーク利用者も閲覧可能になっていたもの。8月2日に保護者から連絡があり判明した。
閲覧可能だったのは、小学校1校の指導資料や、児童111人の氏名を含む班別名簿など。教職員がグループを作成した際、プライバシー設定を誤って「パブリック」と設定していた。
同市では閲覧可能だった5グループについて、設定変更または削除を行ったとしている。
(Security NEXT - 2023/08/08 )
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