Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

第三者が子会社従業員になりすまし不正アクセス - スカパーJSAT

衛星通信事業者であるスカパーJSATは、内部サーバが不正アクセスを受け、取引先や同社従業員の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、6月1日に内部サーバへアクセスする際に中継するターミナルサーバにおいて不審なアクセスログを発見。外部事業者によるフォレンジック調査を行なったところ、外部からの不正アクセスが判明した。

調査の結果、ターミナルサーバ経由で社内のファイルサーバにアクセスしていた痕跡を同月14日に発見。7月5日に内部のファイルが外部に持ち出された可能性が高いことが判明した。第三者が子会社の従業員になりすまし、子会社のネットワーク経由でアクセスを行っていたという。

アクセスされた可能性のあるファイルには、取引先関係者76人に関する氏名、所属、役職、社員番号、住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレスなどの個人情報が保存されていた。また退職者を含む同社および同社グループの従業員や関係者1375人の氏名、電話番号、メールアドレス、社員番号、所属、役職なども含まれる。

ただし、問題のファイルに「スカパー!」や「SPOOX」などの放送や配信サービス、関連サービスの契約者情報などは含まれていないとしている。

不正アクセスの侵入経路と見られるネットワークを遮断し、ターミナルサーバを停止した6月8日以降、同様の不正アクセスは確認されていない。同社では侵害された範囲やなりすましによりログインがされた原因、攻撃手法など引き続き調査を進めている。

(Security NEXT - 2023/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

PDFに変換し忘れ、意図しない個人情報を誤送信 - 仙台市小学校
「Movable Type」に深刻な脆弱性、アップデート公開 - EOL版にも影響
「OpenSSL」にセキュリティアップデート - 脆弱性7件を修正
海外子会社にサイバー攻撃、グループも含め影響調査 - 三精テクノ
岡山市、Instagram上の「なりすましアカウント」に注意喚起
「NVIDIA Triton Inference Server」に複数のDoS脆弱性
「Docker Engine」に複数の脆弱性 - 権限昇格や認可回避など修正
セキュリティアップデート「Firefox 149.0.2」公開 - Mozilla
ネットバンキング不正送金、被害額が5倍に - 法人は21倍
旧メールシステムのアカウントに不正アクセス - ゼットン