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医療機関に個人情報を誤送付、リスト作成時にミス - 町田市

東京都町田市は、市の保健事業対象者の情報を記載したリストを医療機関へ送付した際、異なる医療機関の対象者情報が含まれていたことを明らかにした。

同市によれば、7月14日にリストを市内の医療機関へ送付したところ、別の医療機関に関する対象者情報が含まれていたもの。103の医療機関に545件の誤った情報を提供した。リストには、被保険者氏名、被保険者番号、性別、生年月日、血液検査の結果、血圧、腹囲などが含まれる。

同月18日に医療機関から対象者以外の名前が含まれているとの指摘があり、リストの内容を調べたところ、事業対象者と医療機関が一致していないことが判明した。表計算ソフトでリストを作成した際、作業手順にミスがあったという。

同市では、医療機関に正しいリストを送付した。対象となる545人には、経緯の説明と謝罪を行う。今後は業務マニュアルの遵守を徹底するほか、確認体制を強化し、再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2023/07/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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