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「Adobe ColdFusion」に今月3度目の更新 - 悪用あり、緊急対応を

今回修正した脆弱性のうち、セキュリティ機能をバイパスされる「CVE-2023-38205」に関しては、限定的な攻撃に用いられたことを同社では認識しているという。

同社では、「同2023 Update 3」「同2021 Update 9」「同2018 Update 19」を公開した。現地時間7月14日のアップデートを適用している場合も脆弱性の影響があり、再度更新する必要がある。

適用優先度は、前々回、前回と同じく3段階中もっとも高い「1」とレーティング。できるだけ早急にアップデートを適用するよう求めた。

また「Adobe ColdFusion」をアップデートした場合も、対応する「JDK」へアップデートしていなければサーバは保護されないとして、アドバイザリを参照の上、適切なバージョンを用いるよう求めている。

(Security NEXT - 2023/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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