Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

約6年分の現金書留控えを紛失 - 神奈川県内の郵便局

日本郵便は、神奈川県川崎市の茅ヶ崎今宿郵便局において、顧客情報が記載された現金書留の郵便局控えを紛失したことを明らかにした。

同社によれば、同郵便局において、2017年3月から同年6月までに取り扱った現金書留郵便物の郵便局控え486件が所在不明となっていることが判明したもの。5月31日に顧客からの問い合わせを受け、郵便局控えを確認しようとしたところ、見当たらないことに気づいた。

紛失した控えには、依頼主および届け先の氏名、住所、電話番号、申出損害要償額などが記載されている。

保存期間が経過した不要書類と一緒に誤って廃棄した可能性が高いと説明。対象者を特定し、連絡を取ることは困難であるとし、事態の公表を持って通知に代えるとしている。

(Security NEXT - 2023/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因