ブラウザ「Chrome」にアップデート - 複数脆弱性を解消
Googleは、ブラウザ「Chrome」における複数の脆弱性へ対処したセキュリティアップデートをリリースした。
Windows向けに「同114.0.5735.199」「同114.0.5735.198」、macOSおよびLinux向けに「同114.0.5735.198」をリリースしたもの。セキュリティに関する4件の修正を実施しており、CVEベースで3件の脆弱性に対応したことを明らかにしている。
重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされるものは含まれておらず、いずれも2番目に高い「高(High)」とレーティングした。
具体的には、JavaScriptエンジンの「V8」に明らかとなった「型の取り違え」の脆弱性「CVE-2023-3420」を解消。解放後のメモリを使用する「Use After Free」の脆弱性「CVE-2023-3421」「CVE-2023-3422」を修正している。
同社では、今後数日から数週間をかけて同アップデートを展開していく予定。
(Security NEXT - 2023/06/27 )
ツイート
PR
関連記事
チャレンジ農業支援事業の委託先が携帯電話を紛失 - 東京都
北米法人で情報流出を確認、ランサム影響か - アルプスアルパイン
セキュリティ診断に探索的テストを組みあわせた「IoT機器診断サービス」
攻撃者を疑似体験し、セキュリティの重要性を学ぶボードゲーム - IPA
「Splunk Enterprise」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Palo Alto Networksの「PAN-OS」や「Cortex XDR」に脆弱性
「Craft CMS」に脆弱性、攻撃容易で影響大 - 7月の更新で修正済み
メール誤送信、育児セミナー参加予定者のメアド流出 - 大阪市
「WordPress」のセキュリティ対策プラグインを公開 - クラウドセキュア
他自治体職員のなりすまし電話にだまされ個人情報を漏洩 - 鹿児島市