Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Proofpointの脅威対応製品に脆弱性 - アップデートで解消

Proofpointは、インシデント対応を支援するセキュリティ製品「Proofpoint Threat Response(PTR)」「Proofpoint Threat Response Auto-Pull(TRAP)」に複数の脆弱性が明らかになったとし、アップデートをリリースした。

「CVE-2023-2820」は、エンドポイントに明らかとなった情報漏洩の脆弱性。隣接するネットワークより中間者攻撃でセッショントラフィックを解読された場合、資格情報を窃取され、同社製品へなりすましによるアクセスが可能となる。

あわせてソースユーザーインターフェースにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2023-2819」が明らかとなった。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアは、「CVE-2023-2820」が「6.1」、「CVE-2023-2819」が「4.3」と評価されており、重要度はともに「中(Medium)」とレーティングされている。

同社はこれら脆弱性を「同5.10.0」にて修正しており、できるだけ早急にアップデートを実施するよう利用者へ呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
MS、3月の月例更新で「Exchange Server」に生じた不具合に対応
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を
「Docker」で「IPv6」の無効化が反映されない脆弱性 - アップデートで修正
重度心身障害者の助成金請求書類を紛失、支給に影響なし - さいたま市
光学メーカーのHOYA、生産供給体制が概ね復旧 - 情報流出の影響を調査
「PAN-OS」更新後の再起動前に調査用ファイル取得を
分散型グラフデータベース「Apache HugeGraph」に深刻な脆弱性
露APT28のマルウェア「GooseEgg」が見つかる - 2019年4月よりゼロデイ攻撃を展開か