複数サーバがランサム被害、影響など調査中 - エーザイ
製薬大手のエーザイは、ランサムウェアによりデータを暗号化される被害に遭ったことを明らかにした。
同社によれば、6月3日深夜に同社グループが使用する複数のサーバがランサムウェアに感染し、データを暗号化される被害が発生していることを確認したもの。
同社では、同サーバから物流に関連するシステムをはじめ国内外の一部社内システムを遮断した。
警察など関係機関へ相談するとともに、外部協力のもと原因や情報流出の可能性も含めた影響の範囲について調べている。被害が確認されたサーバの具体的な台数や脅迫内容などについてはコメントを避けた。
復旧に向けて対応を進めているが、具体的な時期についても明らかにしていない。製品の製造、供給など事業継続への影響についても調査中としている。ウェブサイトやメールシステムについては平常どおり稼働しているという。
(Security NEXT - 2023/06/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
MS、3月の月例更新で「Exchange Server」に生じた不具合に対応
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を
「Docker」で「IPv6」の無効化が反映されない脆弱性 - アップデートで修正
重度心身障害者の助成金請求書類を紛失、支給に影響なし - さいたま市
光学メーカーのHOYA、生産供給体制が概ね復旧 - 情報流出の影響を調査
「PAN-OS」更新後の再起動前に調査用ファイル取得を
分散型グラフデータベース「Apache HugeGraph」に深刻な脆弱性
露APT28のマルウェア「GooseEgg」が見つかる - 2019年4月よりゼロデイ攻撃を展開か
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人