Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 酒田市

山形県酒田市は、中学校の教諭が生徒の個人情報を含む私物のUSBメモリを紛失したことを明らかにした。

同市によれば、5月29日に私物であるUSBメモリを職員室内で紛失したもの。同日紛失していることに気がついた。

教科担任氏名など同校1クラスや前任校3クラスの生徒に関する個人情報が含まれる。具体的な人数については明らかにしていない。

セキュリティポリシー上、業務用のUSBメモリを使う必要があったが守られていなかった。また私物のUSBメモリにパスワードなどはかけられていなかった。

全職員で探すも発見できず、6月1日に警察へ相談。6月7日の時点でも見つかっておらず、引き続き捜索が行われている。

今回の問題を受け、同市では小中学校におけるセキュリティポリシーの遵守を求めるとともに、USBメモリの利用中止に向けて、クラウドの活用など検討を進めるとしている。

(Security NEXT - 2023/06/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み