福島原発事故の追加賠償に関する請求書を誤送付 - 東電
東京電力は、福島原発事故の追加賠償に関して、一部請求書を誤った住所へ送付していたことを明らかにした。
同社によれば、5月29日に自分宛てではない請求書が届いたと申し出があり確認したところ、一括で送付した約2万2000件のうち、約1000件について住所変更前の住所に請求書を送付していたことが判明したという。請求書には、氏名、生年月日、連絡先、振込先口座番号などが記載されている。
住所変更の連絡を受けた際、システムへ反映させるが、変更作業が必要となる認識そのものがなかったり、請求書の作成期日までに入力が間に合わなかったことなどから誤送付が生じたとしている。
誤送付した約1000件のうち約800件は宛先不明で同社へ返送されており、同社ではのこる約200件についても回収を進め、請求書の再発行を行う。またこれ以外にも約1500通の請求書を個別に送付しており、同様の誤りがないか確認を進めている。
誤った請求書が届いた場合は、開封せずに同社の相談専用窓口まで連絡するよう求めている。
(Security NEXT - 2023/06/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
海外グループ会社にサイバー攻撃、影響など調査 - ミタチ産業
DDoS攻撃観測数、前月から微減 - 最大トラフィックは縮小
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
教員が小学校授業で過去の年賀ハガキを教材利用 - 横須賀市
生活保護受給者の医療券を別機関へ誤送付 - 新潟市