Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

UCCグループの業務用食材通販サイトが侵害被害

業務用食材を取り扱う通信販売サイト「フーヅフリッジ」が侵害されたことがわかった。外部誘導するよう改ざんされたり、注文情報の一部が流出する被害が発生したという。

UCCグループで同サイトを運営するフーヅフリッジによれば、5月10日7時半ごろ、同サイトより注文情報の一部が不正にダウンロードされたという。対象となる情報には注文番号、注文日時、会員コードなどが含まれており、引き続き調査を進めている。

さらに同日19時前より翌11日14時前にかけてウェブサイトが改ざんされた状態となった。トップページに不適切なバナーが表示され、無関係の外部サイトへ自動的に遷移する状態となっていたという。

今回の問題を受け、同社では利用者に対してパスワードの変更を求めるとともに、ウェブサイトが改ざん期間中にサイトを利用した場合は、マルウェアに感染していないかチェックするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ