Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

委託先がメール誤送信、講座受講生のメアド流出 - 滋賀県

滋賀県は、メールの送信ミスがあり、英語講座の受講生に関するメールアドレスが流出したことを明らかにした。

同県によれば、県の委託事業として滋賀県国際協会が実施している「ミシガン州立大学連合日本センター英語講座」の一部受講生にメールを送信する際、誤送信が発生したもの。

5月23日17時過ぎ、委託先が案内メールを送信。送信エラーで一部未送信となったため、38人に同じ内容のメールを再送信したところ、操作ミスにより宛先であるメールアドレスが受信者間に流出した。

同日委託先の職員が気づき問題が判明。受信者からも指摘を受けたという。委託先では対象となる受講生に対し、電話とメールで謝罪するとともに、誤送信したメールの削除を依頼している。

今後の対策としては、複数によるチェック体制の徹底のほか、公式LINEアカウントからの一斉連絡に切り替えられるよう、受講生に登録を呼びかける。また外部のメール配信システムの利用についても検討していく。

(Security NEXT - 2023/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイト改ざんで不正なページが表示 - 手芸用品メーカー
企業承認者のメアド流出、システム不具合で - 案件紹介サービス
再委託先でメール誤送信、イベント参加者のメアド流出 - 香川県
不正アクセスを受け、不正なメール送信 - SOMPO HD傘下の開発会社
県立高でのメール誤送信、Outlookの「取消機能」で再発 - 三重県
「JBoss RichFaces」に対する脆弱性攻撃に注意喚起 - 米当局
ランサム被害、中小企業が6割弱 - 暗号化しない脅迫も
ネットバンク不正送金が前四半期の2倍超 - 過去最悪に
「サイバーセキュリティ関係法令 Q&Aハンドブック」が改訂
企業の健診結果を別企業へメールで誤送信 - 日大病院