Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

里親と里子の個人情報含むファイルを誤送信 - 愛知県

愛知県は、愛知県尾張福祉相談センターにおいて、里親と里子の個人情報含むファイルを誤ってメールで送信するミスがあったことを明らかにした。

同県によれば、5月1日に里子養育費の請求金額を入力した請求書のPDFファイルを里親5人に送付したところ、誤ってほかの里親の個人情報含む表計算ファイルを送付したという。同日、受信した里親から指摘があり問題が判明した。

誤送付したファイルには、里親63人分の氏名、住所、電話番号、口座情報のほか、里子84人分の氏名、生年月日、年齢、学年、委託開始年月日、委託里親種別などが含まれる。

同センターでは、同日中に誤送付先に連絡し、メールと添付ファイルを削除するよう依頼した。また、情報が流出した里親、里子、里子の親権者に謝罪を行っている。

今後は送信時に複数人で添付ファイルのチェックを行うほか、ファイルにパスワードを設定するなど再発防止策を講じるとしている。

(Security NEXT - 2023/05/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み