Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性に対処した「MS Edge 113.0.1774.35」が公開 - 独自修正も

マイクロソフトは、同社ブラウザの最新版「Microsoft Edge 113.0.1774.35」をリリースした。独自の修正なども含まれる。

「Chromium 113.0.5672.64」「同113.0.5672.63」がリリースされたことを受け、これらをベースとするアップデートをリリースしたもの。

「Chromium」にて修正された9件の脆弱性に加え、Microsoft Edge特有の脆弱性「CVE-2023-29350」「CVE-2023-29354」についても解消した。

「CVE-2023-29350」は、権限昇格のおそれがある脆弱性。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」、重要度は4段階中、2番目に高い「重要(Important)」となっている。

「CVE-2023-29354」は、細工されたURLをクリックすると、セキュリティ機能をバイパスされるおそれがある脆弱性。CVSS基本値は「4.7」、重要度は「注意(Moderate)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2023/05/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「macOS」にセキュリティアップデート - 複数脆弱性を修正した。
Apple、「iOS 17.5」などスマートデバイス向けにアップデートを公開
前回から4日、「Chrome」に再度アップデート - 今回もゼロデイ脆弱性を修正
シンポジウム案内メール誤送信、メアド流出 - 会津若松市
「Triton Inference Server」や「ChatRTX」の脆弱性を修正 - NVIDIA
チーム医療の書類を一時紛失、駅ビルで拾得 - 横市大付属病院
WordPress向け学習管理プラグインにSQLインジェクションの脆弱性
都内中小企業を対象としたセキュ対策助成金の募集がスタート
ランサムウェア「Black Basta」に注意 - 500超の組織で被害、医療機関も
ゼロデイ脆弱性を修正した「Microsoft Edge」のアップデートが公開