「Chrome 113」がリリースに - 15件のセキュリティ修正
Googleは、現地時間5月2日にブラウザの最新版となる「Chrome 113」をリリースした。複数の脆弱性を修正している。
Windows向けに「Chrome 113.0.5672.64」「同113.0.5672.63」を、macOSおよびLinux向けに「同113.0.5672.63」をリリースしたもの。
今回のアップデートでは、セキュリティに関する15件の修正を実施しており、CVEベースで10件の脆弱性に対処したことを明らかにしている。
4段階ある重要度においてもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性や、2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性は含まれていない。
7件については続く「中(Medium)」とレーティングしており、不適切な実装や入力検証の不備、「Use After Free」の脆弱性などに対応。また「低(Low)」とされる3件の脆弱性を解消した。
同社は数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2023-2459
CVE-2023-2460
CVE-2023-2461
CVE-2023-2462
CVE-2023-2463
CVE-2023-2464
CVE-2023-2465
CVE-2023-2466
CVE-2023-2467
CVE-2023-2468
(Security NEXT - 2023/05/08 )
ツイート
PR
関連記事
動物保護管理センターで緊急連絡用携帯電話を一時紛失 - 新潟県
HPE Arubaの「AOS」に複数の脆弱性 - アップデートを公開
「Node.js」に複数脆弱性 - 1月21日にアップデート予定
「Node.js」のEOL版に重大な脆弱性 - すみやかに更新を
委託先で法定調書作成用の資料を誤送信 - 東急グループ会社
保護者の同意書を紛失、小学校職員室の机で保管 - 神戸市
「Sentry」のSSOに脆弱性 - なりすましのおそれ
Ivanti、3製品でアップデートを公開 - 脆弱性を解消
「Aviatrix Controller」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「NVIDIA Container Toolkit」に複数脆弱性 - アップデートを公開