Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

役員がスミッシング被害、個人情報流出の可能性 - 小学館

小学館は、役員がスミッシング攻撃の被害に遭い、業務用スマートフォンより個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、4月4日、取締役が使用する業務用スマートフォンに宅配業者を装う「SMS(ショートメッセージサービス)」が届き、正規の不在通知であると思い込んでアカウントの「ID」や「パスワード」を入力しててしまったという。

その後、スマートフォンの通知により第三者が不正アクセスを行なっていたことが判明した。スマートフォンに登録されていた302件の氏名、電話番号、メールアドレス、一部住所と会社名などが流出した可能性がある。

同社では、4月7日に個人情報保護委員会に報告。引き続き調査を進めるとともに、対象となる関係者に個別に連絡して経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2023/04/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
メール誤送信で美術研究所研究生のメアド流出 - 大阪市立美術館
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
個人情報含むファイルを業務チャットで誤送信 - トライトグループ会社
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
空部屋ポストに未配達の郵便物か、住民から連絡 - 徳島
クラウドサービスが侵害、顧客従業員情報が流出か - ITサービス事業者
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
「無印良品」通販の顧客情報が流出か - 物流委託先がランサム被害