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広く利用される「Ghostscript」に脆弱性 - 詳細や実証コードが公開

脆弱性の発見者は、現地時間4月11日に「Shell in the Ghost」と題して「CVE-2023-28879」の詳細を明らかにするレポートとともに、実証コード(PoC)を公開している。

バージョンやオプションなども影響することから、安定的に利用できる脆弱性ではないものの、本質的にはほとんどのケースでコードの実行が可能となる強力な脆弱性であると指摘。

同ソフトウェアは広く利用されていることからも注意し、パッチを適用すべき重要な脆弱性であるとして注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/04/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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