Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Ghostscript」にRCE脆弱性 - 最新版では修正済み

ポストスクリプトやPDFを処理するインタプリタである「Ghostscript」にリモートよりコマンドを実行されるおそれがある脆弱性が明らかとなった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、細工されたファイルを処理した際にアクセス制限を回避され、リモートよりコマンドを実行されるおそれがある「CVE-2019-14869」が明らかとなったもの。

同脆弱性は、サイバーディフェンス研究所の松隈大樹氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

同脆弱性は、2019年10月に公開された最新版となる「同9.50」で修正済みだという。

(Security NEXT - 2020/02/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正