問い合わせフォームプログラムに情報漏洩の脆弱性
PHP環境で稼働する問い合わせフォームプログラム「JB問い合わせフォーム」に情報漏洩の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同0.6.1」から「同0.40」までのバージョンにおいて、フォームより保存されたデータが第三者に漏洩するおそれがある脆弱性「CVE-2023-27510」が明らかになったもの。
JPCERTコーディネーションセンターでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」においてベーススコアを「5.3」と評価している。
三井物産セキュアディレクションの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ脆弱性を報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
同プログラムを開発するジューベーでは、脆弱性を修正した「同 0.7.0」を提供しており、アップデートするよう利用者へ呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/04/14 )
ツイート
PR
関連記事
介護保険料納入通知書の説明書類に無関係の個人情報 - 京丹後市
学生インターンシップ説明会の案内メールで誤送信 - 愛知県
個人情報が外部から閲覧可能に、権限変更漏れで - クマ財団
オープンデータに調査回答者のメアド、削除し忘れ - 横浜市
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「AWS Client VPN」に権限昇格の脆弱性 - macOS版のみ影響
IBMのアクセス管理製品に深刻な脆弱性 - アップデートを提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
「Chrome」にアップデート、脆弱性3件を修正
知財センターのセミナー案内メールで送信ミス - 山口大