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Zohoのセルフパスワードリセット製品にサービス拒否の脆弱性

アカウントロックの解除やパスワードリセットをユーザー自身で行うことができるZohoの「ManageEngine ADSelfService Plus」にサービス拒否の脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正済みだという。

モバイルアプリケーション向けの認証APIにサービス拒否の脆弱性「CVE-2023-28342」が含まれていることが明らかとなったもの。

細工したリクエストを受けるたびに、アプリケーションが再起動するおそれがあるという。同社では重要度を2番目に高い「高(High)」とレーティングしている。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.5」とし、重要度を「高(High)」としている。

同社では3月にリリースした「同Build 6218」にて修正済みとしており、利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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