悪用を確認、「Android Framework」などの脆弱性について注意喚起 - 米政府
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、現地時間4月13日に「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ2件の脆弱性を追加した。
「Android Framework」に明らかとなった権限昇格の脆弱性「CVE-2023-20963」や、リモートよりサーバにおいて任意のコードが実行可能となる「Novi Survey」の脆弱性「CVE-2023-29492」について、積極的な悪用が確認されているとして注意を呼びかけたもの。
米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において「CVE-2023-20963」のベーススコアを「7.8」、重要度を「高(High)」としている。「CVE-2023-29492」については現地時間4月13日の時点で未評価。
同リストは、米行政機関において法的な拘束力を持ち、5月4日までに対応する義務が課されている。一方、同リストに追加された脆弱性は米行政機関に限らず広く悪用されるおそれがあり、利用者は注意する必要がある。
(Security NEXT - 2023/04/14 )
ツイート
PR
関連記事
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
