Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「RSA NetWitness Platform」のWindowsエージェントに脆弱性 - PoCが公開

RSA Securityが提供する「RSA NetWitness Platform」のWindows向けエージェントに脆弱性が明らかとなった。1月にリリースされたアップデートにて修正済みだという。

ローカルユーザーが改ざん防止機能を回避し、エージェントのサービス構成を変更することが可能となる脆弱性「CVE-2022-47529」が明らかとなったもの。SIEMに送信するイベントを停止させたり、指定したコマンドをエージェントに実行させることが可能となる。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.7」、重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。

セキュリティ研究者より報告を受けたRSA Securityでは、1月にリリースした「同12.2.0.0」やホットフィクス「同12.1.0.1」にて同脆弱性へ対応したという。

一定の期間を経て、3月24日に発見したセキュリティ研究者が実証コードを含む脆弱性の詳細を公開している。

(Security NEXT - 2023/04/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み