Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、「iOS/iPadOS 16.4」を公開 - 「同15.7.4」も同時リリース

Appleは、同社スマートデバイス向けにセキュリティアップデートをリリースした。旧端末向けのアップデートもあわせて公開している。

「iOS 16.4」および「iPadOS 16.4」の提供を開始したもの。CVEベースであわせて33件の脆弱性を修正している。

カーネルに関する脆弱性「CVE-2023-27969」「CVE-2023-27933」に対処したほか、プライバシー設定を回避されるおそれがある「Sandbox」の脆弱性「CVE-2023-28178」を解消。

「Apple Neural Engine」に関する脆弱性4件や位置情報が漏洩するおそれがある「Find My」の脆弱性のほか、幅広い脆弱性に対応している。

また旧端末利用者向けに、15件の脆弱性を解消した「iOS 15.7.4」「iPadOS 15.7.4」を用意。「watchOS 9.4」「tvOS 16.4」をあわせて提供している。

「iOS 16.4」や「iPadOS 16.4」にて修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-23494
CVE-2023-23523
CVE-2023-23525
CVE-2023-23526
CVE-2023-23527
CVE-2023-23528
CVE-2023-23532
CVE-2023-23535
CVE-2023-23537
CVE-2023-23540
CVE-2023-23541
CVE-2023-23543
CVE-2023-27928
CVE-2023-27929
CVE-2023-27931
CVE-2023-27931
CVE-2023-27932
CVE-2023-27933
CVE-2023-27937
CVE-2023-27942
CVE-2023-27943
CVE-2023-27954
CVE-2023-27955
CVE-2023-27956
CVE-2023-27959
CVE-2023-27961
CVE-2023-27963
CVE-2023-27969
CVE-2023-27970
CVE-2023-28178
CVE-2023-28181
CVE-2023-28182
CVE-2023-28194

(Security NEXT - 2023/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

採用試験受験者宛の通知メールを誤送信 - 北九州市
医療費の検査資料が所在不明、誤廃棄か - 会計検査院
ぴあチケットリセールサイトでキャッシュ設定ミス - 個人情報を誤表示
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
個情委、学校の個人情報事故に注意喚起 - 紛失が5割弱、ICT化の影響も
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
企業や団体宛ての同報メール件名にメールアドレスを誤記載 - 佐賀県
避難行動要支援者名簿が所在不明、差替時に判明 - 一関市