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支援学校で生徒の個人情報含む私物USBメモリ紛失 - 大阪府

大阪府は、支援学校において生徒の個人情報が記録されたUSBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。

同府によれば、問題のUSBメモリは教員の私物で、中学部生徒36人の氏名や通知表の所見の草稿、および中学部の生徒12人が写った写真データ22件が保存されていた。

2月15日に教員が机の引き出しにUSBメモリがないことに気づいた。2月8日に使用したのを最後に所在がわからないという。同校において教員全員で探索したが発見できなかった。

私物のUSBメモリに個人情報を保存することは禁止されていた。今回の紛失を受け、同校では2月17日から19日にかけて、対象となる生徒の保護者に電話で経緯を説明して謝罪。同月20日以降、保護者懇談会や全校向けの保護者説明会を開催し、謝罪している。

(Security NEXT - 2023/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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