メールアカウント侵害で調査結果を報告 - 日本臓器移植ネットワーク
日本臓器移植ネットワークは、サイバー攻撃により一部メールデータが消失した問題で調査結果を取りまとめた。
ウェブサイトのフォームより投稿された問い合わせの対応に使用していたメールアカウントが不正アクセスを受けたもの。1月9日より海外を発信元とするサイバー攻撃が行われ、1月16日にデータの消失を確認。その後事態を公表するとともに詳細について調べていた。
消失したメールは、2020年8月から2022年12月末にかけて同アカウントで送受信した最大201件。氏名やメールアドレス、所属、メールの本文など最大199人分の個人情報が含まれる。3月14日の時点で外部におけるデータの流通や不正利用などは確認されていないという。
同団体では、個人情報保護委員会に事態を報告。警察へ被害を届けた。対象となる関係者にに対しても経緯の報告と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2023/03/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト