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「Microsoft Edge 111.0.1661.41」がリリース - 脆弱性21件を修正

マイクロソフトは、同社ブラウザの最新版となる「Microsoft Edge 111.0.1661.41」をリリースした。

「Chromium 111.0.5563.65」がリリースされたことを受け、同バージョンをベースとするアップデートをリリースしたもの。

解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性の「CVE-2023-1213」や、型の取り違え「CVE-2023-1214」などあわせて21件の脆弱性に対処。これらを含む重要度「高(High)」の脆弱性8件や、「中(Medium)」とされる8件、「低(Low)」とされる5件を解消している。

「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。いずれも「Chromium」による修正を反映したもので、独自に修正された脆弱性はなかった。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-1213
CVE-2023-1214
CVE-2023-1215
CVE-2023-1216
CVE-2023-1217
CVE-2023-1218
CVE-2023-1219
CVE-2023-1220
CVE-2023-1221
CVE-2023-1222
CVE-2023-1223
CVE-2023-1224
CVE-2023-1228
CVE-2023-1229
CVE-2023-1230
CVE-2023-1231
CVE-2023-1232
CVE-2023-1233
CVE-2023-1234
CVE-2023-1235
CVE-2023-1236

(Security NEXT - 2023/03/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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